私ねこつばめ愛用のベース、Sadowsky Metroline MV4 (サドウスキー メトロライン) のボリュームノブの調子が悪いので、ノブを交換することにしました。
どうやらノブの底部が長年の使用ですり減ってしまったようで微妙に動きが悪く、違和感を憶えるようになってしまったのです。
かんたん!ボリューム・トーンノブの交換方法【エレキベース・ギター】
交換前の状態
一番左側がボリュームノブです。むむ、これは中々のヴィンテージ感ですね。
分かりにくいですが、微妙に右側の底部がすり減っているのが確認できます。
これではノブを回しても軌道が真円を描くことができず、若干ひっかかるような状態になってしまいますね。
交換用ノブ
今回新たに交換するノブはこちら、MONTREUX ( モントルー ) / Black Alumite knob Large です。
アルミで作られたスマートな印象のノブで、6.35mm径のソリッド・シャフトに装着することができます。
直径は約20mm、
MONTREUX ( モントルー ) / Black Alumite knob Large をサウンドハウスで見る
交換の手順
今回交換するノブは側面にネジが付いているタイプなので、まずは六角レンチでネジを緩めます。
ネジを緩めたら、上に引っ張り上げてノブを外します。
結構しっかりとシャフトにはまっているので、引き抜くのに意外と力が必要です。
ポット部分にダメージを与えないように、慎重にグッと真上に引き抜きます。
無事ノブを引き抜くことに成功しました。
この時見えているナットが緩んでいると、ポットやノブがグラグラと動いてしまう原因になります。
グラグラしたままにしていると非常に使いにくい上、最悪の場合は断線してしまうことも考えられますので、ノブ交換の際にはついでにチェックしておくと良いでしょう。
無事ノブを引き抜くことができたら、シャフトにノブをはめ込みます。
今回交換するノブは目盛り(白い線)がついているタイプなので、シャフト部分のボリュームの位置と、ノブの白い線の位置を合わせてはめ込みます。
抜くときと同じ要領で、ポットや周辺部分にダメージを与えないよう、慎重にノブを押し込んでいきます。
無事にはめ込むことができたら、側面にあるネジを締めて作業終了です。
交換完了
無事交換が完了しました。作業時間は5分もかかりませんでした。
弦交換の方がよっぽど大変ですね。
使用してみた感じも特に問題なく良好です。
しかし、一つだけピカピカの新品になってしまったので、なんだか他のノブと調和していないような…。
こうしてみると他の3つのノブも交換したくなってきてしまいますね。
新旧のノブ比較
最後に新旧ノブを比較してみましょう。
新しいノブの使い心地は、旧ノブと比較しても全く違和感がありません。
Sadowskyの元々のノブもそうですが、側面がギザギザしているので滑らず手に馴染み、繊細なコントロールが可能です。
もちろん底部のすり減りもないので、非常に良好な感触です。
見た目は経年劣化を差し引いても若干の違いがありますが、違和感なく移行することが出来る程度の違いだと思います。
また、厳密には、新しいノブは旧ノブに比べてごく僅かに高さが足りないようですが、見た目・使用感ともに特に問題のない程度です。
シャフト経も全く問題なく、バッチリ気持ちよくはまりました。
やはり演奏の際は余計なストレスなくプレイできるように、日頃から楽器・機材の状態を整えておきたいですね。